FAQ(製缶・溶接・切削)
【材料・材質】について
製缶溶接の製作物の材料資材はどのような保管・管理をしていますか?

受入後の材料等に、傷及び発錆等品質上有害な要因を発生させない様に、保管・管理を以下のように確実に行っております。
保管・管理
・保管場所を設定し、部品類及び材料の使用間違いを防ぐ為に、材料別・部品別に区分して保管。
・発錆、損傷、汚れを防止する為に、保管場所及び方法を製作前会議等で事前に充分検討。
・部品類及び材料は直置きを禁じており、枕木、適切なシート、部品棚を活用し養生。
・SUS材とSS材は重ね置きしない。
・安全通路内には、部品・材料類は置かない。
・手持ち部品類及び材料を使用する場合は、材料の材質・発錆等の状況を充分調査、確認の上使用する。
・板取りした後、再び使用する材料は、材質が一見して解る様に自ら荷札、マーキング等により表示する。
・部品類及び材料を移動させる場合は、打痕、引っかき傷を与えないように細心の注意をする。
・加工中、製品に損傷・発錆・異物混入等の防止対策として、枕木・カバー等で養生。
・長期的な組立製品は、出来るだけ間仕切りを行い、砂塵対策を講じる。
・配管内作した物は、塵埃等がパイプ内に入らない様にキャップ等にて養生する。
・開先加工後、直ちに溶接しない場合は、開先に防錆材又はテープにて開先面に傷・変形を与えない様に養生し、且つ異物が付着しない様にする。
・ガスケット類は、資材倉庫に保管しておき、使用する時に資材倉庫から取り出す。
・ガラス類、液面計等破損の可能性のある部品類は、資材倉庫に保管しておき使用時に資材倉庫から取り出す。